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かまどの
ふりがな文庫
“かまどの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
釜殿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釜殿
(逆引き)
配所の
晨
(
あした
)
は相変らず早い。
良人
(
おっと
)
が日課の読経をつとめている間、新妻は、居室を清掃し、
釜殿
(
かまどの
)
にまで出て、いそいそ立ち働いていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
母屋の中心に、
持仏堂
(
じぶつどう
)
もあれば、侍部屋もある。寝所、
釜殿
(
かまどの
)
、
女童部屋
(
めわらべべや
)
、
奴僕
(
ぬぼく
)
の小屋、殊に目立つのは、
厩
(
うまや
)
のあることである。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、洩らすなど、とにかく
下屋
(
しもや
)
、
釜殿
(
かまどの
)
のお末まで、盆と正月がいちどに来たような明け暮れだった。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柵の内には、畑がある、
厩
(
うまや
)
が見える、
釜殿
(
かまどの
)
がある。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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