“かひがね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貝鐘50.0%
貝金50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひたすら後世ごせのためにとて、九五五部の大乗経だいじようぎやうをうつしてけるが、九六貝鐘かひがねも聞えぬ荒礒ありそにとどめんもかなし。
荘主あるじかうべたたみりて、御僧この事をなし給はば、此の国の人は浄土にうまれ出でたるがごとしと、涙を流してよろこびけり。山里のやどり八四貝鐘かひがねも聞えず。
やがて味方も整へば、帝は、「れぷろぼす」をまつさきに、貝金かひがね陣太鼓の音も勇しう、国ざかひの野原に繰り出された。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)