“かねめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金目93.9%
金属品3.0%
銭目3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが総体に交際は派手で、虚栄きょえい的で、お祭りとか葬式とかの時にはできるだけ金目かねめのかかった衣裳をつけて出るのが女の習慣だった。
目ぼしい金属品かねめを三ツ四ツ抜いたんですが、帰りとなると、門衛や私服が出口に詰めこんでいるので、しまった、と思ったので側にいたのろまそうな男のポケットへ品物を筒抜けさせて、指環だけを
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
試にある好事家こうずかの望に因りて、両座の楼門をくらべ評せんに、大薩摩やら大道具やら衣裳やら、勿論もちろん銭目かねめだけの事はありて、明治座を勝とす。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)