“かなき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金切81.8%
金木9.1%
鉄切9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉太郎は、その場の光景に気絶きぜつしそうになり、自分でもどうしてそんな声が出たかと思うほどのすごい金切かなきり声を発した。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
◦簡明食養論 金木かなき三郎氏著、同前半田屋、七十五銭
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
支度をして出ようと思う処へ人殺し、殺してしまえと云う女の鉄切かなきり声ゆえ、つか/\と飛出しまして、又市は物をも言わずに、娘の腕を押えて居りました傳次の襟髪えりがみを取って引倒し
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)