“かちだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徒歩立50.0%
徒立33.3%
徒士立16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千坂内膳、和田兵部、大国平馬、鬼小島弥太郎など、旗本八、九名は、みな徒歩立かちだちであったため、主君謙信のすがたを途中に見失ってしまい
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ややおくれて仏頂寺ら四人のものとは、この道中において、やはり後になり先になりましたが、徒立かちだちとはいえ一方は屈強のつわもの、一方は病人と女づれのことですから
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
舟で海口からさかのぼって来る者や、騎馬徒士立かちだちで、対岸から川を越えて参加し、或いは、随身を願い出る者が、やや大袈裟おおげさにいえば、ひきもきらない有様であった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)