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かじしょうぞく
ふりがな文庫
“かじしょうぞく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
火事装束
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火事装束
(逆引き)
『小袖ではないぞ、
火事装束
(
かじしょうぞく
)
だぞ。——期を逸しては、赤穂浪人共が存分に土足の痕をのこして逃げ去ろうぞ。早くせいっ』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
折から、裏門のくぐりを開けて、「どうも、わりいものが降りやした。」と鳶の頭清五郎がさしこの
頭巾
(
ずきん
)
、
半纒
(
はんてん
)
、
手甲
(
てっこう
)
がけの
火事装束
(
かじしょうぞく
)
で、町内を廻る第一番の雪見舞いにとやって来た。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
あわやと思って自分は起き出し、まず窓から見ると、
会津家
(
あいづけ
)
参内
(
さんだい
)
の様子である。そのうち自分は町の空に出て見て、
火事装束
(
かじしょうぞく
)
の着込みに
蓑笠
(
みのかさ
)
まで用意した一隊が自分の眼前を通り過ぐるのを目撃した。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
かじしょうぞく(火事装束)の例文をもっと
(3作品)
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