“かくれどころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
隠所50.0%
隱所50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
垂れ下したる日蔽ひおおいは、これ究竟くっきょう隠所かくれどころと、泰助は雨戸とその幕の間に、いなずまのごとく身を隠しつ。と見れば正面の板床に、世に希有めずらしき人形あり。人形の前に坐りたる、十七八の美人ありけり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
生くる正義を汝にかくしこれについてかくしげく汝に問をおこさしめたる隱所かくれどころは、今よく汝の前に開かる 六七—六九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)