“かくきよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
確拠66.7%
客居33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそらくは無望塔むばうたふにやあらん。住僧の心にはしぬがいやさに無望塔のぞみなきたふなるべし。こゝに無稽むけい一笑いつせうしるして博識はくしき確拠かくきよつ。
おそらくは無望塔むばうたふにやあらん。住僧の心にはしぬがいやさに無望塔のぞみなきたふなるべし。こゝに無稽むけい一笑いつせうしるして博識はくしき確拠かくきよつ。
余之れを見て始めて唐画の望あり。此頃家君の友人、和洲郡山わしうこほりやま柳沢権太夫やなぎざはごんだいふ(即ち柳里恭りうりきようである。)毎々客居かくきよす。因つて友人に托し、柳沢の画を学ぶ。(中略)十二歳の頃、長崎の僧鶴亭かくていと云ふ人あり。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)