“おゝかゞみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大鏡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自然と人事との交錯するある光景の描写の不思議にうまいのは、「源氏げんじ」「まくら」「大鏡おゝかゞみ」などの、平安朝ものに見られるのだ。
武州公秘話:02 跋 (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
自然と人事との交錯するある光景の描写の不思議にうまいのは、「源氏げんじ」「まくら」「大鏡おゝかゞみ」などの、平安朝ものに見られるのだ。
大鏡おゝかゞみは時平を悪くばかりは云わず、愛すべき点があったことをも伝えている中に、可笑おかしいことがあるとぐ笑い出して笑いが止まらない癖があったと云うが如きは
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)