“おんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恩家33.3%
恩暇33.3%
音訛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳母と云ふ鏡子の望む方の事は月に二十円のかゝりが入ると云ふので靜の恩家おんかへの遠慮で実行する事が出来ずに、里へ預ける事になつた時、だ産後十七日ぐらゐ身体からだで神田の小川町へ
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
本来、使そのものは附けたりで、恩暇おんかを得たようなものだから、米友は使の用向きは後廻しにして、帰りがけに本町へ廻って薬種を仕入れて来ようとこう思いました。
ところがヒホドの方は発音が殊に容易でなかったと見えて、各地さまざまの音訛おんかがもう起こっている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)