“おりべ”の漢字の書き方と例文
語句割合
織部100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中川家の家士達は、途端に後へ迫って、織部おりべの相手方を、滅茶苦茶に斬りつけ、また、突きえぐった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
欄間らんま蜀江崩しょっこうくずしがまた恐れ入ったものでげす、お床の間は鳥居棚、こちらはまた織部おりべの正面、間毎間毎の結構、眼を驚かすばかりでございます、控燈籠ひかえどうろう棗形なつめがた手水鉢ちょうずばち
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「一度古田織部おりべに見せるとしよう。あの男は将軍家の師範役だから……」
小壺狩 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)