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おやじばし
ふりがな文庫
“おやじばし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
親父橋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親父橋
(逆引き)
親父橋
(
おやじばし
)
が渡しで廓がよいに不便だろうと、遊女屋側からかけたので、遊人それを徳とし、その特志家を——実は商業上手を、おやじおやじと尊称した名が残ったのであると記録にもある。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
両国から
親父橋
(
おやじばし
)
まで歩いて、当時江戸での最も繁華な場所とされている
芳町
(
よしちょう
)
のごちゃごちゃとした通りをあの橋の
畔
(
たもと
)
に出ると、
芋
(
いも
)
の煮込みで名高い居酒屋には人だかりがして
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
親父橋
(
おやじばし
)
を渡りかゝると、あとから
跟
(
つ
)
けて来たらしい一人の者が、つか/\と寄って来て、先ず横合から供の提灯をたゝき落して置いて、いきなりに桂斎先生の左の胸のあたりを突きました。
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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