“おむつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
襁褓90.9%
御睦9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そりゃそうさ。母親が早く亡くなっちゃったから、あかんぼのうちから襁褓おむつを自分で洗濯して、自分で当てがった」
老妓抄 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
私の父は、その頃、曽祖父の創業した、工業会社の重役をしており、私の母は、上品なきれい好きの江戸っ子であったから、私の襁褓おむつは常に清潔でさらさらしていたらしい。
灰色の記憶 (新字新仮名) / 久坂葉子(著)
「もう一つ、ついでに、奥方綾野様を、土蔵から御出し遊ばして以前のように御睦おむつまじく御暮し遊ばすよう、清左衛門身に代えて御願い申上げます」