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おほづゝかた
ふりがな文庫
“おほづゝかた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大筒方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大筒方
(逆引き)
跡部
(
あとべ
)
は
大筒方
(
おほづゝかた
)
の首を斬らせて、
鑓先
(
やりさき
)
に
貫
(
つらぬ
)
かせ、
市中
(
しちゆう
)
を持ち歩かせた。後にこの戦死した唯一の
士
(
さむらひ
)
が、途中から大塩の
同勢
(
どうぜい
)
に加はつた浪人梅田だと云ふことが知れた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
坂本は
堺筋
(
さかひすぢ
)
西側の紙屋の戸口に
紙荷
(
かみに
)
の積んであるのを
小楯
(
こだて
)
に取つて、十
文目筒
(
もんめづゝ
)
で
大筒方
(
おほづゝかた
)
らしい、
彼
(
かの
)
黒羽織を
狙
(
ねら
)
ふ。さうすると
又
(
また
)
東側の用水桶の蔭から、大塩方の猟師金助が
猟筒
(
れふづゝ
)
で坂本を狙ふ。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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