“おびあげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
帯揚66.7%
帯上23.8%
帶揚9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帯揚おびあげを結びて帯をしめたる後、帯の結めの下に通して引廻し、前にて帯の幅の中ばに留む、これも紐にて結ぶあり、パチンにてむるあり。
当世女装一斑 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
昨夜ゆうべ船で助けた際、菊枝はあわせの上へこの浴衣を着て、その上に、菊五郎格子のくだん帯上おびあげを結んでいたので。
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「その通りです。一つは主人の死骸の腰に、一つは内儀の帶揚おびあげに、紐で結んでありました」