“おはらめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大原女94.1%
小原女5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒木を売る大原女おはらめびやかな声までが春らしい心をそそった。江戸へ下る西国大名の行列が、毎日のように都の街々を過ぎた。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
羅生門らしょうもんと云う芝居を見ると、頭に花を戴いた大原女おはらめが、わたしは一条大宮から八瀬やせへ帰るものでござりますると云う処があったが、遠い昔
田舎がえり (新字新仮名) / 林芙美子(著)
小原女おはらめの五人揃ふてあわせかな
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)