“おじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御嬢33.3%
汚情33.3%
阿嬢33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この小冊子には霜柱の研究と布の保温の研究とが収められていて、研究者は自然科学グループという名前であったが、内容を見ると五、六人の学園の御嬢おじょうさんの共同研究であることが分った。
「霜柱の研究」について (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
と同時です。もうその場から汚情おじょうに血が燃え出したものか、十郎次のにごった声が伝わりました。
阿嬢おじょうは、就中なかんずく活溌に、大形の紅入友染のたもとの端を、藤色の八ツ口から飜然ひらりって、何を急いだか飛下りるように、靴のさきを揃えて、トンと土間へ出た処へ
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)