“おくりむかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
送迎100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お島はちいさい時分この作という男に、よく学校の送迎おくりむかいなどをして貰ったものだが、養父のおいに当る彼は、長いあいだ製紙の職工として、多くの女工と共に働かされたのみならず
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
さて宗山とか云う盲人、おの不束ふつつかなを知って屈死した心、かくのごときは芸の上の鬼神おにがみなれば、自分は、葬式とむらい送迎おくりむかい、墓に謡を手向きょう、と人々と約束して、私はその場から追出された。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)