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おくせつ
ふりがな文庫
“おくせつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
臆説
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
臆説
(逆引き)
しかるに物
換
(
かわ
)
り時移るに従ひ、この記念的俳句はその記念の意味を忘られて、かへつて芭蕉集中第一の佳句と誤解せらるるに至り、
終
(
つい
)
に
臆説
(
おくせつ
)
百出
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「狐狸の仕業であろう?」「いや黒鍬の者の
悪戯
(
わるさ
)
ではないか」などという取沙汰はまだしもの方で、そのうちに誰が言い出したことか、
紛々
(
ふんぷん
)
たる
臆説
(
おくせつ
)
を排して
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そしてクリストフが情熱に駆られて、おのれの思想の
埒外
(
らちがい
)
にまで飛び出し、とてつもない
臆説
(
おくせつ
)
を吐いて、相手を怒号させるようになると、彼は無上に面白がっていた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
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