トップ
>
おおどころ
ふりがな文庫
“おおどころ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大所
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大所
(逆引き)
だがそういう領民よりも、すこし
大所
(
おおどころ
)
の、ずるい富豪などから、お取り立てになっては——、と金奉行が献策した時も信長は
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元来、
大所
(
おおどころ
)
は、みんな自宅風呂があるのだが、土一升、金一升の土地に、急にのさばり出したものには、金づくだけではその設備をする場所がないのだ。
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
医術のほうの
手腕
(
うで
)
は大したことはないらしいが、
幇間
(
たいこもち
)
的な、
辯巧
(
べんこう
)
の達者な男なので、この脇坂山城守をはじめ、こういう
大所
(
おおどころ
)
を病家に持って、無礼御免に出入りしているのだ。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
お店の人の
内密食
(
ないしょぐい
)
、そのほかは、夜長の、
夜業
(
よなべ
)
をしまったあとで時折買うものだと、大問屋町の家庭では下女たちまで、そんなふうに堅気にしこまれていたので、
大所
(
おおどころ
)
の旦那さんの天ぷらの立食は
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
おおどころ(大所)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
おおどこ
おほどころ