“おおたに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大谷80.0%
大谿谷10.0%
巨谿10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治三十九年五月三十日 大谷おおたに句仏くぶつ北海道巡錫じゅんしゃくの途次来訪を機とし、碧梧桐庵小集。会者、鳴雪、句仏、六花りっか、碧梧桐、乙字、碧童、松浜。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
瑠璃ヶ岳の奥深く、霧にとざされた大谿谷おおたにが広々として横臥よこたわっている。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
でも数十丈もあるらしい、鉄壁のような大岩が、湾のように開けている巨谿おおたにの一部と、この岩石層とを遮って聳え、絶佳の眺望を遮っていた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)