“おおけが”の漢字の書き方と例文
語句割合
大怪我100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜なかに、こっそり起きて分析試験をしていた黒江氏が、誤って吸管すいかんの炎を咽喉のどに吸いこんで大怪我おおけがをしてしまった。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
松ヶ谷団長がいてくれれば、ここは、うまくとりつくろうことができたのであるが、団長は大怪我おおけがをしたと聞いた後に、どうなったかよく知らない。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
半沢良平は大怪我おおけがをしましたが、幸い生命には別条なく「不慮の災難」で公向きは済みましたが、昔気質むかしかたぎの小田切三也の気持はうも其儘そのままでは済みません。
百唇の譜 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)