“おおいのみかど”の漢字の書き方と例文
語句割合
大炊御門100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四月三日には、崇徳院を神とあがめることになり、昔合戦のあった大炊御門おおいのみかどの跡に社を建てておまつりした。これは、すべて法皇のお指図によるものであった。
まだ、学徒としては、若いほうであるが、国学では大家の列にかぞえられているし、京都にいた頃は、大炊御門おおいのみかど右大臣の庇護ひごをうけ、京都稲荷いなりの神官をしていた事もある。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大炊御門おおいのみかど左大臣(経宗)という人は月輪兼実とは違い、日頃から余り信仰のない人であったが、ある人の方便で上人を請じ屏風びょうぶを距てて念仏談を聞き信仰心を起して法然に帰敬ききょう
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)