“おうちゃくもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
横着者81.8%
横着物9.1%
横道漢9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の春見は清水助右衞門のせがれ重二郎がいう通り、利子まで添えて三千円の金を返したのは、横着者おうちゃくものながら、どうか此の事を内聞ないぶんにして貰いたいと
おとなが書かせたのではあるまいかという念が、ふときざした。続いて、かみを偽る横着物おうちゃくものの所為ではないかと思議した。それから一応の処置を考えた。
最後の一句 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「こらッ、横道漢おうちゃくもの!」と云って、わかい男の頭にこぶしを加えました。壮い男は驚いてうろうろしておりました。
宇賀長者物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)