“おうすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
王水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお附け加えると、園長の金歯きんばは、大胆だいたんにも私の見ている前でビーカー中の王水おうすいに溶かし下水道へ流しました。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「俊夫さんは、どうして白金が土瓶の中の王水おうすいにとかしてあることを見つけたのですか?」
暗夜の格闘 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
王水おうすいという強酸きょうさんがあることを、人々は知っているであろう。それは硝酸しょうさん塩酸えんさんとを混ぜた混合酸であるが、この酸に黄金をけると始めて黄金は形がくずれ、やがて、全く形を失って液の中にけ去る。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
王水おうすい〔(塩酸と硝酸との混合物)〕ですか?」
暗夜の格闘 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)