“王水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうすい75.0%
アクア・リージア25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお附け加えると、園長の金歯きんばは、大胆だいたんにも私の見ている前でビーカー中の王水おうすいに溶かし下水道へ流しました。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「俊夫さんは、どうして白金が土瓶の中の王水おうすいにとかしてあることを見つけたのですか?」
暗夜の格闘 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
不純酸化コバルトを王水アクア・リージアに浸し、その四倍の重量の水に薄めたものが、ときどき用いられる。すると緑色が出る。コバルトの(11)を粗製硝酸に溶かしたものだと、赤色が出る。
黄金虫 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)