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鈹
ふりがな文庫
“鈹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かわ
50.0%
ひ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かわ
(逆引き)
その数百坪に亘る「
鈹
(
かわ
)
」の火の海の上へ、工場の
甲板
(
デッキ
)
から突出ている船橋めいたデッキの突端に、鳥打帽、菜葉服姿の中野学士が凝然と突立って見下している。
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
俗に「
鈹
(
かわ
)
」と称するドロドロの火の流れを、工場裏の真暗い広場に惜し気もなく流し捨てている。
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鈹(かわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひ
(逆引き)
不純酸化コバルトを
王水
(
アクア・リージア
)
に浸し、その四倍の重量の水に薄めたものが、ときどき用いられる。すると緑色が出る。コバルトの
鈹
(
ひ
)
(11)
を粗製硝酸に溶かしたものだと、赤色が出る。
黄金虫
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
鈹(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鈹”の意味
《名詞》
かわ、溶鉱炉で融解すると底に沈む不純な硫化物で、レアメタルなど有価物を含む。マット。
(出典:Wiktionary)
鈹
部首:⾦
13画
“鈹”のふりがなが多い著者
エドガー・アラン・ポー
夢野久作