トップ
>
鈹
>
かわ
ふりがな文庫
“
鈹
(
かわ
)” の例文
その数百坪に亘る「
鈹
(
かわ
)
」の火の海の上へ、工場の
甲板
(
デッキ
)
から突出ている船橋めいたデッキの突端に、鳥打帽、菜葉服姿の中野学士が凝然と突立って見下している。
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
俗に「
鈹
(
かわ
)
」と称するドロドロの火の流れを、工場裏の真暗い広場に惜し気もなく流し捨てている。
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“鈹”の意味
《名詞》
かわ、溶鉱炉で融解すると底に沈む不純な硫化物で、レアメタルなど有価物を含む。マット。
(出典:Wiktionary)
鈹
部首:⾦
13画