“おうしょうくん”の漢字の書き方と例文
語句割合
王昭君100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十六になる長女の茶々ちゃちゃをかしらに女の子のみ三人を連れたお市御料人は、それこそ、王昭君おうしょうくんの遠きへ行く日にも似るかなしき綾羅錦繍りょうらきんしゅうにつつまれて、五彩の傘輿さんよは列をなして北越の山をこえ
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小翠は戸を閉めて、また元豊を扮装ふんそうさして項羽こううにしたて、呼韓耶単于こかんやぜんうをこしらえ、自分はきれいな着物を着て美人に扮装して帳下の舞を舞った。またある時は王昭君おうしょうくんに扮装して琵琶をいた。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
「君は王昭君おうしょうくんをどう思うね?」
沙漠の美姫 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)