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おいかえ
ふりがな文庫
“おいかえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
逐返
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逐返
(逆引き)
酒屋の御用を
逐返
(
おいかえ
)
してから、おお、斯うしてもいられん、と
独言
(
ひとりごと
)
を言って、机を持出して、
生計
(
くらし
)
の足しの安翻訳を始める。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
根津の店が失敗したおりに
逐返
(
おいかえ
)
したきりになっている、父親を
悦
(
よろこ
)
ばせに行った頃には、彼が留守になっても
差閊
(
さしつか
)
えぬだけの、
裁
(
たち
)
の上手な若い男などが来ていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
唯むだな
許
(
ばか
)
りじゃなかった、親無し子で乞食になる処を拾ってやったとか、生きているあいだは稼いで貢げとか、悪態のありったけを浴びせられ、塩を
撒
(
ま
)
かれない許りに
逐返
(
おいかえ
)
された。
金五十両
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
おいかえ(逐返)の例文をもっと
(3作品)
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