“うゑご”の漢字の書き方と例文
語句割合
植込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所が其音そのおと何時いつかりん/\といふ虫のに変つて、奇麗な玄関のわき植込うゑごみの奥で鳴いてゐる様になつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
病院の塀外へいそとを歩き𢌞つて、植込うゑごみの梢越しに見える陰鬱な建物の窓から、もしや其の人の顏を見る事もやとかゝる思ひにばかり月日を送つたりする中、其の年の秋
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)