“うらじお”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ウラジオ
語句割合
浦塩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「中国だけでない。ソヴィエート露西亜ロシアも日本とはいつ戦端を開くかわからない。そうすれば浦塩うらじおから東京まで、四時間あれば襲撃できる」
空襲下の日本 (新字新仮名) / 海野十三(著)
清三は浦塩うらじおから一直線にやって来た敵の艦隊と轟沈ごうちんされたわが商船とを想像して、久しくその掛け図の前に立っていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
シベリア黒土地方の春を突っきって走る浦塩うらじおモスクワ直通列車の、万国寝台車では
ズラかった信吉 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)