“うみのかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
河伯50.0%
海之神50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝろなく投げかさねたらむやうに見ゆる、いしずゑの間より、水流れ落ちて、月はあたかも好し棟の上にぞ照りわたれる。河伯うみのかみの像は、重き石衣いしごろもを風に吹かせて、大なる瀧を見おろしたり。
天津神あまつかみ国津神くにつかみ山之神やまのかみ海之神うみのかみ木之神きのかみ草之神くさのかみ、ありとあらゆる神がみが、人間の間に姿を見せていたころのことであった。
火傷した神様 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)