“うちわだいこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
団扇太鼓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大太鼓おおだいこを作る店なども真に見ものであります。革の厚み、胴の張り、びょうのふくらみ、健康な姿を思わせます。日蓮宗の信徒が手にする団扇太鼓うちわだいこも東京出来のをよいとします。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
トンツクと団扇太鼓うちわだいこが鳴りだしたのは、法華宗ほっけっしゅうにこって、かたときもそれを手ばなさないお煎餅屋せんべいやのおかみさんが、ここへもそれを持ってきて、やにわにたたきはじめたのだ。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
首に珠数じゅずをかけ団扇太鼓うちわだいこを持って出なければなりません様に成って居ります。