“うしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羽州83.3%
烏州16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽州うしゅう米沢よねざわの典薬勝成裕かつせいゆうが、御隠居上杉鷹山うえすぎようざん侯(治憲はるのり)の内意を受けて、一行十五人、深山幽谷に薬草を採りに分け入るという、その時代としては珍らしい計画が立てられた。
壁の眼の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
『新編鎌倉志』には、江島の神宝蛇角二本長一寸余り、慶長九年うるう八月十九日、羽州うしゅう秋田常栄院尊竜という僧、伊勢まいりして、内宮辺で、蛇の角を落したるを見て、拾うたりと添状そえじょうありとて図を出す。
彼に、画心の眼をひらかせた人は、金井烏州うしゅうであり、六法の初歩を授けた者は、川崎の隠士加藤梅翁だった。
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)