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うくは
ふりがな文庫
“うくは”の漢字の書き方と例文
語句
割合
酒盞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒盞
(逆引き)
「王子よ、我の
酒盞
(
うくは
)
を爾は受けよ。」と、兵部の宿禰は傍からいって、
馬爪
(
ばづ
)
で作った酒盞を長羅の方へ差し延べた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
山蟹の卵は爾の腹から我の強き
男子
(
おのこ
)
を産ますであろう。来たれ。我は爾のごとき美しき女を見たことがない。来たれ。我とともに我の
室
(
へや
)
へ来りて、
酒盞
(
うくは
)
を干せ。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
大夫は妻の髪を掴んで引き伏せようとしたときに、再び新しい一人の足音が、
蹌踉
(
よろ
)
めきながら三人の方へ馳けて来た。それは
酒盞
(
うくは
)
を片手に持った長羅の父の君長であった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
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(1作品)
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