“いろあく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:イロアク
語句割合
色悪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万次——弱そうな色悪いろあくの万次は、胴ぶるいしながらこんなことを言うのでした。よくよくお滝にはりた様子です。
この扇ひとつでも何かその人らしい色悪いろあくらしい姿が浮かび上がってくるから妙である。さらに「先生は下戸でいらっしゃるから、金玉糖を詰めて腐らん様に致して」
三十前からつなでは行かぬ恐ろしの腕と戻橋もどりばしの狂言以来かげの仇名あだな小百合さゆりと呼ばれあれと言えばうなずかぬ者のない名代なだい色悪いろあく変ると言うは世より心不めでたし不めでたし
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)