“いりび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
入日33.3%
入忌33.3%
入陽33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この入日いりびを眺めてゐるのですね。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
うつくしい入日いりび
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
十月一日が入忌いりびの日として延喜式にも出ているが、それから一カ月以上物忌みして、十一月に新嘗となる。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
初夏の厚い霞を着た入陽いりびは、緋の真綿に包んだ茶盆のように大きい。麓の遠い村々にはもう夕べの炊さんの煙が、なびいている。
わが童心 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)