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いまだかつて
ふりがな文庫
“いまだかつて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
未嘗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
未嘗
(逆引き)
僕は
当惑
(
とうわく
)
した。考えて見ると、何のためにこの船に乗っているのか、それさえもわからない。まして、ゾイリアなどと云う名前は、
未嘗
(
いまだかつて
)
、一度も聞いた事のない名前である。
Mensura Zoili
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
未嘗
(
いまだかつて
)
承り及ばざる所に御座候へば、切支丹宗門の邪法たる儀此一事にても
分明
(
ぶんみやう
)
致す可く、別して伴天連当村へ参り候節、春雷頻に震ひ候も、天の彼を憎ませ給ふ所かと推察仕り候。
尾形了斎覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
また時にはいつになっても春を知らない峰を越えて、岩石の間に
棲
(
す
)
んでいる
大鷲
(
おおわし
)
を射殺しにも行ったりした。が、彼は
未嘗
(
いまだかつて
)
、その非凡な
膂力
(
りょりょく
)
を尽すべき、
手強
(
てごわ
)
い相手を見出さなかった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いまだかつて(未嘗)の例文をもっと
(11作品)
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“いまだかつて”の意味
《形容動詞》
(打消の語を伴って)今までに一度も。
(出典:Wiktionary)
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