“いなづまがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
稲妻形50.0%
稻妻形50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ鉄砲ややりを持つてゐる十四人は、ことばもなく、稲妻形いなづまがた焼跡やけあとの町をつて、影のやうにあゆみを運びつつ東横堀川ひがしよこぼりがは西河岸にしかしへ出た。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
春之助は入口の側に今でも置いてある、たくまましい木の柄の附いた、稻妻形いなづまがたの土藏の鍵を指さします。