“いしいし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
団子50.0%
石々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧弊なれどお月見の真似事に団子いしいしをこしらへてお月様にお備へ申せし、これはお前も好物なれば少々なりとも亥之助に持たせて上やうと思ふたれど
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
実家でも少し何とか成つてゐたならばお前の肩身も広からうし、同じくでも少しは息のつけやう物を、何を云ふにもこの通り、お月見の団子いしいしをあげやうにも重箱おぢうからしてお恥かしいでは無からうか
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
石々いしいし合わせて、塩んで、玩弄おもちゃのバケツでお芋煮て、かじめをちょろちょろくわいのだ。……ようあねさん、」
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)