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いくせんぼん
ふりがな文庫
“いくせんぼん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾千本
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾千本
(逆引き)
御祭
(
おまつり
)
が
夜
(
よ
)
の十二時を相図に、世の中の
寐鎮
(
ねしづ
)
まる頃を
見計
(
みはから
)
つて
始
(
はじま
)
る。
参詣
(
さんけい
)
人が長い廊下を
廻
(
まは
)
つて本堂へ帰つて
来
(
く
)
ると、
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか
幾千本
(
いくせんぼん
)
の蝋燭が
一度
(
いちど
)
に
点
(
つ
)
いてゐる。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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