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いくかか
ふりがな文庫
“いくかか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾抱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾抱
(逆引き)
幾抱
(
いくかか
)
えあるかわからないような
老木
(
ろうぼく
)
だ。まるで、
青羅紗
(
あおラシャ
)
の
服
(
ふく
)
でもきているように、一面に
厚
(
あつ
)
ぼったい
苔
(
こけ
)
がついていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馬鹿七の植ゑた杉苗が、もう
幾抱
(
いくかか
)
えもある大きなものになつて、高く
聳
(
そび
)
えてゐます。そして此村は、五日目に風が吹き、十日目に雨が降り、田畑の作物が大変よく実ります。
馬鹿七
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
と後藤氏も
幾抱
(
いくかか
)
えもあろうというその幹を見ております。
幕末維新懐古談:73 栃の木で老猿を彫ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
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