“いくいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幾種75.0%
幾色25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忙はしげに筆を走らせ、小をんなが持て来る一盞（ひとつき）の咖啡の冷（さ）むるをも顧みず、明きたる新聞の細長き板ぎれに揷みたるを、幾種（いくいろ）となく掛け聯（つら）ねたるかたへの壁に、いく度となく往来（ゆきき）する日本人を
舞姫 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)
まだまだ風（ふう）の変ったサンドウィッチを幾色（いくいろ）も拵（こしら）えられますけれども、今のがサンドウィッチのお料理ですからその次は立食風の冷肉料理がようございましょう。
食道楽：秋の巻 (新字新仮名) ／ 村井弦斎(著)