“いきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
意休50.0%
移厩25.0%
衣裘25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「映らふ色やくれなゐの薄花桜」と歌われた三浦屋の揚巻あげまきひげ意休いきゅうに対して「慮外ながら揚巻で御座んす。暗がりで見ても助六さんとお前、取違へてよいものか」
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
そしてさっそくにも、すぐ立ち話で、青毛が移厩いきゅうされてきた歓びを、この新妻に語り分けるのであった。清盛は、人妻ながら、なんとなく、はにかましくて、ろくな口もきけなかった。
(二) 顔淵がんえん季路きろ侍る。子曰く、なんぞ各なんじの志を言わざる。子路曰く、願わくは(己れの)車馬衣裘いきゅうを、朋友とともにして之をやぶるもうらみなからん。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)