“あんくん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暗君50.0%
闇君50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、やはり暗君あんくんはやはり暗君でいらせられる。——時折は、ぎょっとするような御英気のひらめきをお見せあるかと思えば——あの林佐渡守などを、お信じあるようでは……」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
支那シナの歴史の中で、東晋とうしん恵帝けいていは古今独歩の闇君あんくんと認められているが、或る年天下大いに飢え、万民こくとぼしと侍臣じしんが奏上した時に、そうか米が無いか
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)