“あをぞめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
紺染100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一二八聞くとならばここに来れとて、一二九簀子すのこの前のたひらなる石の上に座せしめて、みづからかづき給ふ紺染あをぞめの巾を脱ぎて僧がかうべに帔かしめ、一三〇証道しようだうの歌の二句を授け給ふ。
あるじ一〇あふごをとりて走り出で、の方を見るに、年紀としのころ一一五旬いそぢにちかき老僧の、かしら紺染あをぞめ一二巾をかづき、身に墨衣のれたるを穿て、一三つつみたる物を背におひたるが、つゑをもてさしまねき