“ありあわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
有合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父が大の酒好きであることを知っていた叔父は、有合ありあわせのおかずで酒を出した。
有合ありあわせの小さなかめに、一輪投げて、墨江がそこへ持って来ると
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
有合ありあわせたる六尺棒をぐん/\と押振廻おっぷりまわして居ります。飯の上のはい同然、蜘蛛くもの子を散らしたように逃げたかと思うと、また集ってまいります。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)