“あぶらぐすり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
油膏薬33.3%
油薬33.3%
膏薬33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒茶色の油膏薬あぶらぐすりがベトベトダラダラ塗りまわしてあるじゃないの。
支那米の袋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
しかられるつもりのところ叱られなかつたので僕も大きなこゑを立てて笑つた。その晩に父はどろどろした油薬あぶらぐすりのやうなものをこしらへて来て塗つて呉れた。さうすると二三日で痂が取れて行つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)