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あとがま
ふりがな文庫
“あとがま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
後釜
92.3%
跡釜
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後釜
(逆引き)
仮りに吾輩が彼奴の見込み通りに斎藤先生を殺して、その
後釜
(
あとがま
)
に座って、コンナ実験をこころみて失敗をして自殺を思い立った人間とするかね。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
自身にも言い聴かせて「私は何も前の奥さんの
後釜
(
あとがま
)
に坐るつもりやあらへん、維康を一人前の男に出世させたら
本望
(
ほんもう
)
や」
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
あとがま(後釜)の例文をもっと
(24作品)
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跡釜
(逆引き)
帳場はあざ笑って脚の立たない馬は、金を喰う機械見たいなものだといった。そして
竹箆返
(
しっぺがえ
)
しに
跡釜
(
あとがま
)
が出来たから小屋を立退けと
逼
(
せま
)
った。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
柳橋の三浦屋サ先日高尾が無理心中をしたその
跡釜
(
あとがま
)
へ今日小紫を抱えたのサもっとも小紫は吉原の大文字に居たのだが昨日自由廃業したと、チャント今朝の『二六』に出て居るじゃないか
煩悶
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
あとがま(跡釜)の例文をもっと
(2作品)
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